Beranda / 恋愛 / 憎しみと愛~共犯者と綺麗になった私の七年越しの復讐計画~ / 第37話 「私の七年を返して」と泣く扉の向こうで、会社の崩壊が始まる

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第37話 「私の七年を返して」と泣く扉の向こうで、会社の崩壊が始まる

last update Terakhir Diperbarui: 2025-12-26 18:43:03

 ホールから離れた相談役室。

 扉が閉まるや否や、いずみは踵を返し、晴紀を睨みつけた。

「……なにを、あんなところで言ってくれたの?」

 声は震え、今にも裂けそうだった。

「いずみ——」

「朱音さんを隣に置く?

 最優先で支援しろ?

 妨害を終わりにする?

 ……あれ全部、私に向けた言葉でしょう!」

 ヒールの音が床を叩く。

 いつもの冷静さは欠片もない。

「みんなの前で……!

 私の前で……!

 あなたは誰を選んだかを宣言した!」

 晴紀が何か言いかけるが、

 その声は怒号でかき消された。

「どうしてよ!!

 なんであの子なのよ!!

 なんで私じゃないのよ!!」

 いずみの両手が机を叩く。

 乾いた音が、部屋に弾けた。

「七年よ!?

 あなたを支えて!

 家を守って!

 清晴堂のために神園家を動かして!

 全部、全部やってきたのに……!」

 嗚咽が込み上げる。

 涙が次々とこぼれ落ちる。

「なのに……あなたは……

 あの子が戻ってきた瞬間……

 全部、そっちへ向くのね……!」

「いずみ、それは——」

「黙って!!」

 叫び声が壁を震わせる。

「あなた、優しいのよ……

 優しいから、ずっと私に希望を残した……

 たとえもう愛してなくても……

 冷たく突き放したりしなかった……!」

 いずみの指先は白くなるほど握りしめられていた。

「だから私は……

 ずっと……ずっと……すがってた……

 いつか戻ってくれるって……!」

 崩れ落ちるように膝をつく。

「でも今日……あなたは……

 みんなの前で、私の前で……

 戻らないって言ったのよ……」

 晴紀は唇を噛む。

 その迷いまでもが、いずみを苛立たせた。

「……優しさで立ってないで!!

 そんな顔やめて!!

 私のこと……救わないで……!」

 涙に濡れた瞳が、苦痛でゆがむ。

「お願い……

 今ここで優しい言葉なんて……

 かけないで……

 そんなの……残酷すぎる……!」

 そして——いずみは叫んだ。

「——出て行って!!

 晴紀さんなんて……見たくない!!

 これ以上……私を惨めにしないで……!!」

 晴紀は息を呑む。

 足が止まる。

 喉が震える。

(ここで残れば……いずみは壊れる)

(でも出て
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